2007年05月28日

緊張する芸人。


相方復帰後、あまり良い緊張が出来ていない。オレは結構緊張するたちで、ひどい時は夜のライブなのに昼飯が喉を通らない。もっとひどい時は前の日寝れない。更にもっとひどい時は3日ぐらい前から軽〜い緊張が持続する。で、その結果はと言うと、やはり緊張がひどい時は実力の60%ぐらいしか出せてなかったように思う。かと言って全く緊張しないのが良いのかというとそんな事はない。今までで2、3回、全く緊張しないで舞台に上がれる、という奇跡が起こった事があるのだが、その時は更にグダグダだった。程よい緊張がベストだと思う。
で、渚さんである。
渚さんは緊張してたなぁ〜、と今でもちょくちょく思い出す。お客さんに分かるぐらい手が震える時もあるし、声が微かにビブラートな時もあるし、成子坂の時のように見た目全く緊張していないように見えて舞台袖でガッチガチの時もある。
渚さん程の人が、何を今さら、と思っていたが、それは渚さんの一流のプロ意識からであったと思う。
渚さんは舞台に上がる前、何度も何度も「コレ本当に大丈夫か?」「コレはおもしろいのか?」とオレに聞いてきた。それはピンネタの時に特に顕著だったのだが、とにかく渚さんはお客さんを軽視する事が出来なかったのである。もちろんプロならば当たり前なのだが、ある程度そのラインを下げる人がいる中で、あの人の持っているラインはかなり高かったと思う。
「このライン以下のものを見せる訳にはいかない」という強いプロ意識が、緊張につながっていたのだと、今さらながら気付かされる。
自分のラインは今ドコか、考えたら血の気が引いた。
渚さんの事を思うと、反省する事ばかりである。
posted by ホロッコ百太郎 at 21:00 | TrackBack(0) | 人として | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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